Orion-26B-A4B-v1.1のGGUF量子化版が公開、マルチモーダル対応
2026年9月18日

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リポジトリ | bartowski/TheDrummer_Orion-26B-A4B-v1.1-GGUF |
| 公開日 | 2026-09-14 |
| 配布形式 | GGUF |
| 出典の種類 | 公開元の一次情報(bartowskiはサードパーティの量子化版であり、公式一次情報ではないため) |
収集・肉付けの時点で当サイトのコードが確定させた値です。日付はJST。
概要
bartowski氏により、マルチモーダル対応モデルであるOrion-26B-A4B-v1.1のGGUF量子化版が公開されたと報告されている。本記事執筆時点では公式に確認が取れていない情報が含まれるため、実際の導入や検証の際は注意が必要とされる。テキスト、画像、音声の入力に対応しており、ローカル環境での実行に向けた多彩な量子化ファイルが提供されている。
スペック
- パラメータ数: 26B
- 入力サポート: テキスト、画像、音声 (mmprojファイル併用)
- スペキュラティブデコード: なし
- imatrix: 対応
- アーキテクチャ: Gemma4ForConditionalGeneration
性能
元モデルの性能について、モデルカードによれば、低い温度設定(0.9など)が最適であり、Gemmaの思考機能はロールプレイ(RP)において非常に鋭いとされている。以下は公開された量子化版におけるパーテンソルレイアウトの比較表である。
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| Quant | Size | Body bits/weight | File bits/weight | Body kept at base type |
|---|---|---|---|---|
| Q6_K_L | 24.52GB | 7.38 | 7.60 | 51 % |
| Q6_K | 23.79GB | 7.03 | 7.37 | 71 % |
| Q6_K_S | 23.14GB | 6.71 | 7.17 | 90 % |
| Q5_K_M | 20.01GB | 5.92 | 6.20 | 71 % |
| Q5_K_S | 18.40GB | 5.70 | 5.70 | 90 % |
| Q4_K_L | 18.21GB | 5.19 | 5.64 | 50 % |
| Q4_K_M | 17.97GB | 5.07 | 5.57 | 70 % |
| Q4_K_S | 16.05GB | 4.70 | 4.98 | 90 % |
| IQ4_NL | 15.63GB | 5.07 | 4.85 | 70 % |
| Q3_K_L | 14.80GB | 4.39 | 4.59 | 50 % |
| IQ3_M | 14.34GB | 4.17 | 4.45 | 50 % |
| IQ4_XS | 14.28GB | 4.42 | 4.43 | 90 % |
| Q3_K_M | 13.79GB | 4.01 | 4.27 | 70 % |
| IQ3_XS | 12.84GB | 3.57 | 3.98 | 90 % |
| IQ3_XXS | 12.61GB | 3.46 | 3.91 | 70 % |
| Q3_K_S | 12.37GB | 3.56 | 3.84 | 90 % |
| Q2_K | 11.61GB | 3.19 | 3.60 | 70 % |
| IQ2_M | 10.90GB | 2.89 | 3.38 | 70 % |
| IQ2_S | 10.31GB | 2.61 | 3.20 | 70 % |
| IQ2_XS | 9.90GB | 2.41 | 3.07 | 90 % |
(表は途中まで。以降の行は省略)
さらに、計算されたレイアウトと標準レイアウトの比較検証結果の表は以下の通り。
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| Quant | Computed layout KLD | Standard layout KLD | Ratio at equal size | Size vs standard file |
|---|---|---|---|---|
| Q4_K_M | 0.8086 ± 0.0113 | 1.1462 ± 0.0132 | 0.88× | +5.5 % |
| Q3_K_M | 1.2642 ± 0.0149 | 2.9859 ± 0.0241 | 0.51× | +5.9 % |
| IQ2_XS | 2.6730 ± 0.0206 | 2.9355 ± 0.0210 | 0.91× | −2.3 % |
これらの表から、計算されたレイアウト(computed layout)を採用したQ4_K_MやQ3_K_Mなどの量子化ファイルでは、標準レイアウトと比較してKLダイバージェンス(KLD)が低く抑えられており、非量子化モデルとの差異が小さく品質が維持されていることが確認できる。特にQ4_K_Mでは良好なバランスを示している。
得意なこと・想定用途
本モデルはテキストに加えて画像および音声の入力に対応しており、会話用途やロールプレイ(RP)での活用が想定されている。元モデルの特性を引き継ぎ、マルチモーダルな入力を活かしたインタラクティブなタスクに向いている。
動作環境
動作環境の目安(Local Model Watch 算出) — パラメータ数 25.8B(元モデル TheDrummer/Orion-26B-A4B-v1.1 の値)
| 手持ちのVRAM | 選べる量子化 | ファイルサイズ | 必要メモリの目安 |
|---|---|---|---|
| RTX 4060 / 3060 Ti など 8GB | F16 | 1.1GB | 1.3GB |
| RTX 4070 / 3060 12GB など 12GB | IQ2_S | 9.6GB | 11.5GB |
| RTX 5060 Ti 16GB / 4060 Ti 16GB など 16GB | IQ3_M | 13.4GB | 16.0GB |
| RTX 4090 / 3090 など 24GB | Q5_K_M | 18.6GB | 22.4GB |
| RTX 5090 など 32GB | Q8_0 | 25.0GB | 30.0GB |
| A100 / H100 80GB クラス | BF16 | 48.1GB | 57.8GB |
必要メモリは配布ファイルの実サイズに実行時のオーバーヘッド(KVキャッシュ等)を20%見込んだ概算で、文脈長・バッチサイズ・推論エンジンによって増減します。公開元の公称値ではなく、当サイトがファイルサイズから機械的に算出した値です。 他のモデルとの比較はVRAM別の早見表を参照してください。 量子化の名前の読み方は用語集にあります。
入手方法
- 配布形式: GGUF
- 対応エンジン: llama.cpp, LM Studio, koboldcpp, ramalama, Jan AI, Text Generation Web UI, LoLLMs, Atomic Chat
- 入手コマンド例:
hf download bartowski/TheDrummer_Orion-26B-A4B-v1.1-GGUF --include "TheDrummer_Orion-26B-A4B-v1.1-Q4_K_M.gguf" --local-dir./
マルチモーダル入力を利用する場合は、対応するマルチモーダルプロジェクターファイル(mmproj-TheDrummer_Orion-26B-A4B-v1.1-f16.gguf または mmproj-TheDrummer_Orion-26B-A4B-v1.1-bf16.gguf)を合わせて用意する必要がある。
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出典
- https://huggingface.co/bartowski/TheDrummer_Orion-26B-A4B-v1.1-GGUF
- https://huggingface.co/TheDrummer/Orion-26B-A4B-v1.1
- https://github.com/ggml-org/llama.cpp
- https://github.com/bartowski1182/quantization-config
- https://huggingface.co/blog/bartowski/per-tensor-layout-maps-for-gguf-quantization
- https://gist.github.com/bartowski1182/e26453c0404e24eb317543ec5360f87a
- https://github.com/ggml-org/llama.cpp/pull/9921
- https://gist.github.com/Artefact2/b5f810600771265fc1e39442288e8ec9
更新履歴
- 2026-09-15: 公式の一次情報で内容を確認しました。HFのメタデータでGGUF量子化版の存在とマルチモーダル対応が確認できた

