中国電信(Xing・TeleChat)のオープンモデルまとめ:公開モデル一覧・ライセンス・記事

中国電信(Xing・TeleChat)について

中国電信(China Telecom)は、中国の大手通信事業者です。グループの AI 部門が、言語モデル TeleChat(星辰) のシリーズを Hugging Face で公開してきました。これまでは中国電信人工智能研究院(TeleAI)が Tele-AI の組織で TeleChat を出しており(22件)、2026年9月からは後継の Xing を中国電信人工智能科技有限公司が XingChen-AGI の組織で公開しています(4件)。

最大の特徴は、国産の計算基盤だけで学習していることです。TeleChat3 のモデルカードは「完全に国産の計算資源で学習した」と明記し、Xing4.0-29B-A4B のモデルカードは、Huawei の Ascend NPU と MindSpore フレームワークだけで学習したこの規模で初めてのモデルだとしています。NVIDIA の GPU を使わずに、同クラスの主要なオープンモデルと比べられる結果を出している点が、他の公開元との大きな違いです。

何を公開しているのか

  • Xing4.0-29B-A4B(2026年9月): 総 29B・活性 4B の MoE で、文脈は標準 256K トークン(512K まで拡張可能)です。コーディングエージェントに向けて作られており、モデルカードの比較では、ターミナル操作の Terminal-Bench 2.1 で Qwen3.6-35B-A3B と Gemma4-26B-A4B を上回っています(当サイトの記事)。公式の FP8 版と GGUF 版も同時に公開しています。
  • TeleOCR(2026年8月): 画像から文字を読み取る視覚言語モデルで、XingChen-AGI の組織から出ています。
  • TeleChat3(2025年12月): 総 105B・活性 4.7B の MoE(105B-A4.7B-Thinking)と、36B の密なモデル(36B-Thinking)です。2026年1月にはコーディング向けの TeleChat3-Coder-36B-Thinking も出ています。
  • TeleChat2 / TeleChat2.5 / T1(2024〜2025年): 3B〜115B の密なモデルです。T1 は推論(思考)に強化した版です。
  • 以前の TeleChat(7B・12B・52B)と、音声認識の TeleSpeech-ASR、画像のスタイル変換の TeleStyle などもあります。

ライセンス

Xing4.0-29B-A4B・TeleOCR・TeleChat2-115B は Apache-2.0 で、商用利用を含めて広く使えます。一方、TeleChat3 のモデルカードにはライセンスの識別子が書かれておらず、国家・社会の安全を損なう用途や違法な用途に使わないこと、安全審査と届け出を経ていないインターネットサービスに使わないことを求める声明が置かれています。使う前に各モデルのライセンス原文を確認してください。上の要約は法的な助言ではありません。

手元で動かすときのポイント

  • 手元で試すなら Xing4.0-29B-A4B が第一の候補です。 公開元自身の GGUF 版があり、活性パラメータが 4B なので、メモリに載れば生成は軽快です。ただし重みは総 29B 分がすべてメモリに載る必要があります。
  • TeleChat3 の 36B は密なモデルで、MoE に比べると同じ大きさでも生成が重くなります。105B-A4.7B は総パラメータが大きく、家庭用の機材では量子化してもメモリが厳しい大きさです。
  • Transformers で動かす例は trust_remote_code=True を指定するものが多いです。TeleChat3 のリポジトリには独自のモデル定義のコードが含まれています。

出典: XingChen-AGI の組織カード、XingChen-AGI/Xing4.0-29B-A4B・Tele-AI/TeleChat3-36B-Thinking のモデルカード、Hugging Face 上の XingChen-AGI・Tele-AI の組織のモデル一覧(いずれも 2026-09-28 時点)。

当サイトの記録とデータ

当サイトは中国電信(Xing・TeleChat)自身のモデルの記事を1本、それを元に第三者が作ったファインチューン・量子化版の記事を0本、公式ブログの記事を0本公開しています。下の Hugging Face のモデル一覧は、コードが毎日取得しています。公開元別のまとめの1ページで、シリーズ名はモデル系統別まとめの各ページへリンクしています。

基本情報

項目 内容
Hugging Face の組織 XingChen-AGI, Tele-AI
Hugging Face の公開モデル数 26件
公式モデルの記事 1本
派生モデルの記事 0本

Hugging Face で公開しているモデル

公開元が Hugging Face で公開しているモデルは全部で 26件です。そのうち、当サイトが扱う生成モデル(テキスト・画像・動画・音声など)の新しいものを組織ごとに最大15件並べています。分類・特徴抽出などのモデル、研究用の部品、モデルカードの無いリポジトリは除き、公開元自身の量子化版・補助の別版は元のモデルの行にまとめています。重みを整数型に詰めて保存したリポジトリは、Hugging Face の集計が実際のパラメータ数と違うため、パラメータ数を空欄にしています。

XingChen-AGI (公開モデル4件)

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公開日 モデル 用途 パラメータ数 ライセンス 同じモデルの公式の別版
2026-09-16 XingChen-AGI/Xing4.0-29B-A4B テキスト生成 31.2B apache-2.0 GGUF, FP8
2026-08-14 XingChen-AGI/TeleOCR VLM・マルチモーダル 1.4B apache-2.0 —

Tele-AI (公開モデル22件)

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公開日 モデル 用途 パラメータ数 ライセンス 同じモデルの公式の別版
2026-06-10 Tele-AI/TeleStyleV2 VLM・マルチモーダル — apache-2.0 —
2026-01-27 Tele-AI/TeleStyle VLM・マルチモーダル — apache-2.0 —
2025-10-21 Tele-AI/MMPL 画像生成・編集 — — —
2024-09-20 Tele-AI/TeleChat2-115B — 113.3B apache-2.0 —
2024-06-28 Tele-AI/TeleChat-1B テキスト生成 — apache-2.0 —
2024-03-19 Tele-AI/TeleChat-12B テキスト生成 — apache-2.0 int4, int8
2024-01-08 Tele-AI/telechat-7B テキスト生成 — apache-2.0 int4, int8

Hugging Face の API からコードが取得した値です。最終更新 2026-09-28(JST)。

公式モデルのライセンス(記事に記録した値)

ライセンス 商用利用 モデル
apache-2.0 商用利用可 XingChen-AGI/Xing4.0-29B-A4B

同じ公開元でも、モデルごとにライセンスが違うことがあります。法的な助言ではありません。使う前に各モデルのライセンス原文を確認してください。

シリーズ別

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シリーズ 公式モデルの記事 派生モデルの記事 最小のVRAM階層 最新の記事
Xing4.0 1 0 24GB 2026-09-28

公式モデルの記事

公開日 モデル 種類 記事
2026-09-28 XingChen-AGI/Xing4.0-29B-A4B 新モデル 「Xing4.0-29B-A4B」コーディングエージェントに強い29BのMoEモデル:必要VRAM 24GB〜

最終更新 2026-09-28(JST)。ページ前半の解説は、出典に挙げた一次資料をもとに AI を用いて執筆したものです。「当サイトの記録とデータ」以降の表と一覧は、記事ログとHugging Face の API からコードが組み立てています。