画像生成GUI「ComfyUI v0.38.0」公開、Hunyuan Image 3.5やQwen-Image 2.1…

画像生成GUI「ComfyUI v0.38.0」公開、Hunyuan Image 3.5やQwen-Image 2.1…

基本情報

項目 内容
リポジトリ Comfy-Org/ComfyUI
版 v0.38.0
公開日 2026-09-30
ライセンス GPL-3.0
出典の種類 公開元の一次情報(公式GitHubリポジトリのリリース情報)

情報を集めた時点で、当サイトのコードが確定させた値です。日付はJSTで表示しています。

概要

拡散モデル向けのノードベースGUI・推論エンジンであるComfyUIのv0.38.0が公開されました。ComfyUIはStable Diffusionをはじめとする画像・動画生成モデルをグラフ/ノードのインターフェースで組み立てて実行できる、ローカル推論に強いツールです(Python製、GPL-3.0ライセンス)。

今回の版で利用者への影響が最も大きいのは、対応モデルの拡充です。TencentのHunyuan Image 3.5向けノードが新たに追加されたほか、ming-imageモデルへの対応、Qwen-Image 2.1関連の機能強化など、新しい画像生成モデルを試したい人にとって上げる価値のある更新になっています。加えてtorchaudio依存が削除され、インストールがやや軽くなっています。

主な変更点

Hunyuan Image 3.5ノードの追加:TencentのHunyuan Image 3.5モデルに対応するtext-to-imageおよび編集用ノードが、パートナーノードとして追加されました。Hunyuan系のtext-to-image・画像編集をComfyUI上で試したい人が対象で、更新後はノード一覧から新しいノードを選んで利用できます。

ming-imageモデルへの対応:新たにming-imageモデルのサポートが追加されました。当該モデルを動かしたい人向けの機能追加で、保存・読み込み時の検出に関する修正も同時に行われています。

Qwen-Image 2.1の機能拡充:Qwen-Image 2.1向けにtiny VAEのサポートと、union fun controlnetのサポートが追加されました。またKVキャッシュの配置ロジック改善やtransformerブロックのコンパイル対応も行われており、Qwen-Image 2.1を使っているユーザーは省メモリ化・高速化の恩恵を受けられる可能性があります。

MiniMax-H3のFun-Controlnet-Union 2.0対応:MiniMax-H3モデルでFun-Controlnet-Union 2.0がサポートされました。あわせて、オフロードされたqk_norm_scaleでVAEのrms_ropeがクラッシュする不具合も修正されています。MiniMax-H3を使う人向けの更新です。

ID-V2V(Wan 2.1/VACE)対応:Wan 2.1/VACEベースのモデルによるID-V2V(Image-to-Video変換系)がサポートされました。Wan系の動画生成モデルを使っている人が対象です。

w6a8量子化形式のサポート:新たにw6a8量子化フォーマットへの対応が追加されました。量子化モデルを扱う人にとって選択肢が広がります。

torchaudio依存の削除:ComfyUI本体からtorchaudioへの依存が取り除かれました。インストール時の依存パッケージが減るため、新規セットアップやDocker運用をしている人にとって導入がやや軽くなります。

qwen3.5/3.8の長文コンテキスト高速化:長いコンテキストでの生成速度が改善されました。長文プロンプトを使ってqwen3.5/3.8系モデルを動かしている人が対象です。

Seedvr2の最適化:Seedvr2の処理が最適化されました。Seedvr2を利用している人向けの性能改善です。

RDNA2アーキテクチャの追加:AMD GPUのRDNA2系アーキテクチャがリストに追加されました。該当するAMD GPUでComfyUIを動かしている人に関係します。

RGBA画像でのクラッシュ修正:ImageUpscaleWithModelノードおよびQwen VLの画像前処理において、4チャンネル(RGBA)の画像を渡すとクラッシュする不具合が修正されました。透過情報を含む画像をワークフローに入力している人は、更新後にエラーが解消されます。

対応モデル・ハードウェア

今回の版では、以下のモデル・形式への対応が新たに加わっています。

  • Hunyuan Image 3.5(Tencent):text-to-imageおよび編集ノードが追加され、ComfyUI上でtext-to-image・画像編集が可能になりました
  • ming-image:新規モデルとしてサポートが追加されました
  • Qwen-Image 2.1:tiny VAEおよびunion fun controlnetに対応しました
  • MiniMax-H3:Fun-Controlnet-Union 2.0に対応しました
  • Wan 2.1/VACEベースモデル:ID-V2V(Image-to-Video変換)に対応しました
  • w6a8量子化フォーマットに対応しました
  • AMD GPUのRDNA2系アーキテクチャがリストに追加されました

新しいモデルアーキテクチャや量子化形式そのものの追加であり、既存のワークフローやチェックポイントを再変換する必要がある旨の記載はありません。該当モデルを試す場合は、対応するノードやチェックポイントを別途用意する必要があります。

アップデート方法

資料には、Windows/Linux向けの手動インストール手順が示されています。Python 3.13が「very well supported」とされ、torch 2.7以上(できるだけ新しいバージョン)の使用が推奨されています。Nvidia 20シリーズ以上ではcu130以上のPyTorchが必須とされています。

Managerを使う場合は次の手順です。

pip install -r manager_requirements.txt
python main.py --enable-manager

既存環境をv0.38.0へ更新する具体的なコマンド(git pull等)は今回の資料には記載がないため、詳細はリリースページを確認してください。

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出典