inclusionAI(Ant Group)のオープンモデルまとめ:公開モデル一覧・ライセンス・記事
inclusionAI(Ant Group)について
inclusionAI は、中国の Ant Group(アント・グループ)の AGI(汎用人工知能)の取り組みです。Hugging Face の inclusionAI の組織は、自らを「Ant Group の AGI の取り組みの本拠地」と紹介し、言語モデル・強化学習などのモデルを公開しています。公開しているモデルは212件で、更新の頻度も高い公開元です。
何を公開しているのか
- Ling(言語モデル): 最新の Ling-3.0 は、線形アテンション(Kimi Delta Attention)と MLA を組み合わせたハイブリッドの MoE です。Ling-3.0-flash は総124B・動くのは5.1B で、モデルカードは、前の世代の1T級の旗艦モデル Ring-2.6-1T と同等以上の性能だとしています。小型の Ling-3.0-tiny は総7.9B・動くのは1.3B で、DGX Spark・Apple Silicon の MacBook・Mac mini で動作を確かめたとモデルカードに書かれています。
- LLaDA(拡散言語モデル): トークンを1つずつではなく、拡散でまとめて生成する言語モデルの系統です。LLaDA2.2 では、文字の削除・挿入の制御トークンを使った編集を取り入れ、エージェント用途に踏み出しました。LLaDA-Image のように画像生成へ広げたモデルもあります。
- Ming(マルチモーダル): 画像生成の Ming-Image など。
- ほかに、画面操作エージェントの UI-Venus、OCR の ArmorOCR、安全判定の SingGuard などがあります。
ライセンス
組織カードは「組織の全てのプロジェクト(モデル)は MIT か Apache のライセンスに基づく」としています。実際、表に並ぶモデルの多くは MIT(Ling・Ming-Image)か Apache-2.0(LLaDA など)です。ただし、表のライセンス欄が空欄や other のモデルもあるので、使う前に各モデルのライセンス原文を確認してください。上の要約は法的な助言ではありません。
手元で動かすときのポイント
- 公式の GGUF があります。 Ling-3.0-flash・Ling-3.0-tiny・ArmorOCR などには inclusionAI 自身が GGUF を出しており、llama.cpp 系のツールで使えます。Ling-3.0 には FP8・INT4・FP4 の公式の量子化版もあります。
- 家庭用の機材で試すなら Ling-3.0-tiny が現実的です。 Ling-3.0-flash は動くのが5.1B でも総124B を読み込む必要があります。
- 拡散言語モデル(LLaDA)は、通常の言語モデルと推論の仕組みが違います。 llama.cpp・Ollama が対応しているとは限りません。当サイトの記事の「手元で動かせるか」の判定を確認してください。
出典: inclusionAI の組織カード、inclusionAI/Ling-3.0-flash・inclusionAI/Ling-3.0-tiny・inclusionAI/LLaDA2.2-flash のモデルカード、Hugging Face 上の inclusionAI の組織のモデル一覧(いずれも 2026-09-26 時点)。
当サイトの記録とデータ
当サイトはinclusionAI(Ant Group)自身のモデルの記事を1本、それを元に第三者が作ったファインチューン・量子化版の記事を1本、公式ブログの記事を1本公開しています。下の Hugging Face のモデル一覧は、コードが毎日取得しています。公開元別のまとめの1ページで、シリーズ名はモデル系統別まとめの各ページへリンクしています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Hugging Face の組織 | inclusionAI |
| Hugging Face の公開モデル数 | 212件 |
| 公式モデルの記事 | 1本 |
| 派生モデルの記事 | 1本 |
| 公式ブログの記事 | 1本 |
Hugging Face で公開しているモデル
公開元が Hugging Face で公開しているモデルは全部で 212件です。そのうち、当サイトが扱う生成モデル(テキスト・画像・動画・音声など)の新しいものを組織ごとに最大15件並べています。分類・特徴抽出などのモデル、研究用の部品、モデルカードの無いリポジトリは除き、公開元自身の量子化版・補助の別版は元のモデルの行にまとめています。重みを整数型に詰めて保存したリポジトリは、Hugging Face の集計が実際のパラメータ数と違うため、パラメータ数を空欄にしています。
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| 公開日 | モデル | 用途 | パラメータ数 | ライセンス | 同じモデルの公式の別版 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026-09-17 | inclusionAI/Ming-Image-0.1-Design | 画像生成・編集 | 6.2B | mit |
— |
| 2026-09-16 | inclusionAI/Realtime-Venus | VLM・マルチモーダル | — | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Step-3.7-Flash-singprobe | — | 8M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.8-27B-singprobe | — | 10M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.5-397B-A17B-singprobe | — | 8M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/gpt-oss-120b-singprobe | — | 6M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/MiniMax-M2.7-singprobe | — | 6M | other |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/GLM-5.3-singprobe | — | 12M | glm-5.3 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.6-35B-A3B-singprobe | — | 4M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.6-27B-singprobe | — | 10M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.5-122B-A10B-singprobe | — | 6M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.5-35B-A3B-singprobe | — | 4M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.5-27B-singprobe | — | 10M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.5-9B-singprobe | — | 8M | apache-2.0 |
— |
| 2026-09-14 | inclusionAI/Qwen3.5-4B-singprobe | — | 5M | apache-2.0 |
— |
Hugging Face の API からコードが取得した値です。最終更新 2026-09-26(JST)。
公式モデルのライセンス(記事に記録した値)
| ライセンス | 商用利用 | モデル |
|---|---|---|
apache-2.0 |
商用利用可 | inclusionAI/Realtime-Venus |
同じ公開元でも、モデルごとにライセンスが違うことがあります。法的な助言ではありません。使う前に各モデルのライセンス原文を確認してください。
シリーズ別
→ 横にスクロールできます
| シリーズ | 公式モデルの記事 | 派生モデルの記事 | 最小のVRAM階層 | 最新の記事 |
|---|---|---|---|---|
| Realtime-Venus | 1 | 0 | 24GB | 2026-09-19 |
| Ming-Image-0.1-Design | 0 | 1 | — | 2026-09-24 |
公式モデルの記事
| 公開日 | モデル | 種類 | 記事 |
|---|---|---|---|
| 2026-09-19 | inclusionAI/Realtime-Venus | 画像・動画・音声 | 「Realtime-Venus」全二重音声動画対話モデル:必要VRAM 24GB〜・配布ファイル一覧 |
第三者の派生モデルの記事
| 公開日 | モデル | 元のモデル | 記事 |
|---|---|---|---|
| 2026-09-24 | Comfy-Org/Ming-Image | inclusionAI/Ming-Image-0.1-Design | 「Ming-Image」UIデザイン特化の画像生成モデル:ComfyUIの配置先 |
公式ブログの記事
- 2026-09-24 inclusionAI、Ling・Ring・Mingシリーズの学習内容要約を公開
最終更新 2026-09-26(JST)。ページ前半の解説は、出典に挙げた一次資料をもとに AI を用いて執筆したものです。「当サイトの記録とデータ」以降の表と一覧は、記事ログとHugging Face の API からコードが組み立てています。