OpenBMBのオープンモデルまとめ:公開モデル一覧・ライセンス・記事

2026年9月27日

OpenBMB について

OpenBMB(Open Lab for Big Model Base) は、Hugging Face の openbmb の組織で「AGI に向けた基盤モデルとシステムを作る」ことを掲げる研究組織です。173件のモデルを公開しています。

OpenBMB の特徴は、スマートフォンやノートPCなどの端末で動かす小型モデルに力を入れていることです。言語モデルの MiniCPM、画像も読める MiniCPM-V、音声合成の VoxCPM を中心に、どれも小さな大きさで出しています。

何を公開しているのか

  • MiniCPM5(言語モデル): 2026年5月の MiniCPM5-1B と、9月の MiniCPM5-2B です。1B のモデルカードは「1B級のオープンソースの最高性能」をうたい、特にツールを使うエージェント作業・コード生成・難しい推論で強みがあるとしています。思考のオン・オフを切り替えられます(当サイトの系統ページに 2B の詳しい解説があります)。
  • 学習の途中段階の重みも公開しています。 MiniCPM5 では、Base・Midtrain・SFT の重みも出しています。
  • MiniCPM-V(画像も読めるモデル): 4.6 の Thinking 版は約1.3B と小さく、公式の AWQ・bitsandbytes の量子化版もあります。
  • VoxCPM(音声合成): VoxCPM2(2026年4月)などです。
  • BitCPM-CANN: 重みを3値(−1・0・1)にした 1.58bit の言語モデル(0.5B〜8B)で、Huawei の Ascend NPU で学習したものです。モデルカードによれば、1B・3B・8B は元の精度のモデルの95.7〜97.2%の性能を保ち、推論時のメモリを約6分の1にできるとしています。

ライセンス

MiniCPM5・MiniCPM-V 4.6・VoxCPM2・BitCPM-CANN など、確認した主なモデルは Apache-2.0 です。ライセンス欄が空のモデル(研究用の JustRL など)もあるので、使う前に各モデルのライセンス原文を確認してください。上の要約は法的な助言ではありません。

手元で動かすときのポイント

  • 公式の GGUF・MLX が充実しています。 MiniCPM5 の 1B・2B には OpenBMB 自身が GGUF・MLX(Apple Silicon 向け)・GPTQ を出しており、llama.cpp・Ollama・LM Studio でそのまま使えます。推論を速くする補助モデル(DSpark)の GGUF もあります。
  • BitCPM-CANN の本体の重みは「疑似量子化」です。 モデルカードによれば、3値の値を浮動小数点のまま保存しているので、通常のモデルと同じように読み込めます。メモリを減らすには GGUF 版を使います。
  • 家庭用の GPU はもちろん、CPU だけのノートPCでも試しやすい大きさのモデルが中心です。

出典: openbmb の組織カード、openbmb/MiniCPM5-1B・openbmb/BitCPM-CANN-8B のモデルカード、Hugging Face 上の openbmb の組織のモデル一覧(いずれも 2026-09-26 時点)。

当サイトの記録とデータ

当サイトはOpenBMB自身のモデルの記事を1本、それを元に第三者が作ったファインチューン・量子化版の記事を0本、公式ブログの記事を0本公開しています。下の Hugging Face のモデル一覧は、コードが毎日取得しています。公開元別のまとめの1ページで、シリーズ名はモデル系統別まとめの各ページへリンクしています。

基本情報

項目 内容
Hugging Face の組織 openbmb
Hugging Face の公開モデル数 173件
公式モデルの記事 1本
派生モデルの記事 0本

Hugging Face で公開しているモデル

公開元が Hugging Face で公開しているモデルは全部で 173件です。そのうち、当サイトが扱う生成モデル(テキスト・画像・動画・音声など)の新しいものを組織ごとに最大15件並べています。分類・特徴抽出などのモデル、研究用の部品、モデルカードの無いリポジトリは除き、公開元自身の量子化版・補助の別版は元のモデルの行にまとめています。重みを整数型に詰めて保存したリポジトリは、Hugging Face の集計が実際のパラメータ数と違うため、パラメータ数を空欄にしています。

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公開日 モデル 用途 パラメータ数 ライセンス 同じモデルの公式の別版
2026-09-07 openbmb/JustRL-II-base-model テキスト生成 — — —
2026-09-06 openbmb/MiniCPM5-2B テキスト生成 2.5B apache-2.0 DSpark-GGUF, GPTQ, DSpark, GGUF ほか2件
2026-09-01 openbmb/MiniCPM5-2B-Midtrain テキスト生成 2.5B apache-2.0 —
2026-08-27 openbmb/MiniCPM5-2B-SFT テキスト生成 2.5B apache-2.0 —
2026-08-14 openbmb/MathForm-8B テキスト生成 8.2B apache-2.0 —
2026-06-10 openbmb/UltraX-0.6B-Preview テキスト生成 — apache-2.0 —
2026-05-21 openbmb/MiniCPM5-1B テキスト生成 1.1B apache-2.0 GGUF, MLX, Base
2026-05-21 openbmb/MiniCPM5-1B-SFT テキスト生成 1.1B apache-2.0 —
2026-05-18 openbmb/BitCPM-CANN-8B-unquantized テキスト生成 — apache-2.0 —
2026-05-18 openbmb/BitCPM-CANN-3B-unquantized テキスト生成 — apache-2.0 —
2026-05-18 openbmb/BitCPM-CANN-1B-unquantized テキスト生成 — apache-2.0 —
2026-05-18 openbmb/BitCPM-CANN-0.5B-unquantized テキスト生成 — apache-2.0 —
2026-05-15 openbmb/BitCPM-CANN-8B テキスト生成 — apache-2.0 gguf
2026-05-15 openbmb/BitCPM-CANN-3B テキスト生成 — apache-2.0 gguf
2026-05-15 openbmb/BitCPM-CANN-1B テキスト生成 — apache-2.0 gguf

Hugging Face の API からコードが取得した値です。最終更新 2026-09-27(JST)。

公式モデルのライセンス(記事に記録した値)

ライセンス 商用利用 モデル
apache-2.0 商用利用可 openbmb/MiniCPM5-2B

同じ公開元でも、モデルごとにライセンスが違うことがあります。法的な助言ではありません。使う前に各モデルのライセンス原文を確認してください。

シリーズ別

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シリーズ 公式モデルの記事 派生モデルの記事 最小のVRAM階層 最新の記事
MiniCPM5 1 0 4GB 2026-09-08

公式モデルの記事

公開日 モデル 種類 記事
2026-09-08 openbmb/MiniCPM5-2B 新モデル 「MiniCPM5-2B」コードや数学に強いオンデバイスモデル:必要VRAM 4GB〜・GGUF版あり

最終更新 2026-09-27(JST)。ページ前半の解説は、出典に挙げた一次資料をもとに AI を用いて執筆したものです。「当サイトの記録とデータ」以降の表と一覧は、記事ログとHugging Face の API からコードが組み立てています。